うちの猫のうち、1匹だけ雄のムクがじゃれるときに蹴りたそうにします。
でも私の腕だと気づいて遠慮してやめるので、「けりぐるみ」を作ってあげることに。
ということで今回はお魚型の蹴りぐるみ(キッカー)の作り方手順を説明します。
猫のけりぐるみを自作するときに用意するもの
手芸用わた 100gくらい
ミシン
布の大きさは大体なのですが、出来上がりサイズで20cmちょっとの長さがあれば、猫が抱きかかえられそうです。
もちろん手縫いでもできますよ。
手芸用わたがなければ、古着のTシャツなんかをカットしたものを詰めてもいいです。
猫のけりぐるみの縫い方
まず2枚の布を中表に合わせて(※中表とは布の表面を内側にして合わせること)、お魚のラインを描きます。
見えなくなるところなので、布専用のしるしつけペンでなくても鉛筆かボールペンで書いてよいです。
ポイントとしては、緩やかなラインにすること。
お魚のかたちなら、しっぽのくびれのラインをあまり急角度にしないことです。
これは、あとからひっくり返したり綿を詰めたりするときに、急角度だとやりにくいから。
下書きのラインに合わせてミシンをかけます。
しっぽの端を残し、続けて縫うと一筆書きできます。
縫ったら、縫い代を1センチほど残して周囲をカット。
それからひっくり返します。
きれいにひっくり返したら、縫わずに残しておいたしっぽのはじから、綿を詰めていきます。
先の方までしっかり詰めるには、長いペンの先などを使ってぎゅぎゅっと押し込むようにします。
猫にポンと投げてあげるときに、ぶつかったら痛いかもと思うと使いにくい。
やっぱり軽いものを詰めるのが良いですね。
このとき、綿にマタタビの粉をまぶしておくのがおすすめ!
よく段ボール製の爪とぎなんかを買うと付いてきますよね。残りがあったらぜひ使ってください。
出来上がった蹴りぐるみに、一番最初に興味を持ってもらうためにマタタビの匂いは効果的です。
最後にしっぽの端をミシンでジグザグ縫いにして閉じたらできあがり。
しっぽのくびれ部分に紐をぐるぐる巻いておくと、ぶら下げたり引っ張って遊ばせたりするのに便利です。
何匹か作ってぶら下げておくと見た目面白いですね。
手作りキッカーを猫に見せてみた
棚の上にいたムクに見せると興味津々。
降りてきてもらい、預けてみると・・・?
(すごい顔だな)
とりあえずキックして遊んでくれました。
サイズもよさそうです。
成功、かな?
蹴りぐるみで遊ばない猫もいる
ちなみに、うちにいる他の3匹は全然けりぐるみで遊びません。
猫のキッカー手作りのまとめ
猫のキッカーおもちゃは、布の端切れで簡単にできます。
お魚の形でなくても猫は楽しんでくれますから、より簡単に縫いたいなら長方形など単純な形でいいかもしれません。
中に詰めるわたにマタタビの粉をまぶしておくと、猫が興味を持ってくれる確率が上がります。
でもせっかく作っても猫さんによってはおもちゃにしてくれない場合もありますので、がっかりしないでね。
追記:
2年後のこのけりぐるみで遊ぶムクの記事書きました▼