今年最後のリビングートマガジンさんへの寄稿は「簡単な出汁のとり方」についてのコラムです。
※リビングートマガジンは「ハウジー」にリニューアルしています
かつお節と昆布で取る出汁、美味しいのはわかっているけれどなんだか面倒に感じることあります。
自宅でも冬は定期的におでんを作るのでそのときはしっかり出汁をとるのですが、毎日のお味噌汁用は少量なのでいちいち出汁をとるのがちょっとね。
かといって顆粒状のだしの素の味が好きではないので、一時期お味噌汁自体を作るペースが落ちてしまうという現象が我が家で起きていました(ひとごとみたいに言ってますが)。
うちの夫くんもお味噌汁なくてもいい人なので、ついつい・・・。
でも食事にお味噌汁がつくだけで様になるというか、満足度が違いますよね。
栄養的にもできれば毎日野菜をたくさん入れて作りたい。
で、どうしてめんどくさくなるのかを考えたのですが、かつお節と昆布をいったん漉さなくてはいけないところじゃないかと。
鍋を二つ用意しなくちゃいけないのが億劫です。
いくつか手抜きできる方法をやってみた結果、私には「ザルまたは味噌漉しを鍋にセットしてそのなかで出汁をとる」という方法が良かったんですよね。
それで今回のコラムにもそのやり方を提案させていただきました。
専用の出汁取り鍋っていうのもあって、まさに鍋のなかにザルがセットされているものなんですよ。
これほしい!でもけっこういいお値段する・・・
出汁メーカーのにんべんさんから出ています。
だしの素とかだし入り味噌などは化学調味料が入っているから使わないほうがいい、と言われることが多いですね。
たしかに舌をバカにするとか言われます。
でもねえ、忙しい主婦のために考え出された商品ですよね、ああいうのは。
だから積極的にとはいわないまでも、忙しいときはありがたく使ったらいいと思っています。
私も「だし入り味噌」を使うことがあります。
あれはどうしてあんなにゆるゆるのお味噌なんでしょうね?
溶かしやすいので酢味噌和えとか作るときはとても便利です。
しかしお味噌汁の場合は、やっぱり自分でとった出汁で作るのが一番おいしい。
さらに具沢山味噌汁にすると具からもいろいろな味が出てすごくおいしい。
玄米ご飯と具沢山味噌汁で「一汁一菜」に憧れているのですが、「なんかものたりなーい」という夫くんがいるので今のところ定番化は無理なんですけど。
おにぎりとお味噌汁のセットは好評です。
・・・とりとめなくなってしまいました。
できるだけ簡単に出汁をとって使いたいという方に読んでいただきたいコラムですのでぜひ。