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うるい(ギボウシ)は天ぷらにもスープにも食べ方はたくさん!ウルイの下ごしらえとレシピいろいろ

春の山菜のひとつ「うるい」。北海道ではあまりなじみがないようですが、とても食べやすい山菜です。
いろいろな料理にして食べることができるので、私が気に入っているうるいレシピをご紹介します。

ウルイの下処理方法は?

まずは採ってきたウルイを下ごしらえします。

まだ葉が開く前の固く締まった状態のものが私は好きです。
この時期のほうが苦みなどのくせがなく、美味しいと思います。

「はかま」と呼ばれる根元の固い葉を取り除きます。
色が紫っぽくなっている部分です。

あとは鍋で茹でるだけです。
ウルイはあくの少ない山菜なので特に気をつけることはないですが、始めて食べるときは少し柔らかめに茹でるのがおすすめ。
沸騰したお湯に入れてから再沸騰して4,5分ほどが目安です。

そのあとザルにあげて冷ましますが、水に取って急冷すると色鮮やかな緑がキープできます。
ウルイは山菜につきものの苦みがほとんどないのですが、少しでも食べやすくしたいという場合は、茹でてからしばらく水にさらしておくといいようです。

苦み嫌いの夫くん
僕に食べさせるのは長めに茹でてよ。
 

ウルイの天ぷら


ウルイの天ぷらにするときは、下茹でしないまま使います。
根元の白く締まった部分が甘いので、うちでは葉先は斜めに切り落としてしまい根元だけ揚げています。
アスパラみたいな甘みとほろ苦さ、ジューシーさが味わえます。

下茹でしないせいか、ウルイのほろ苦さをいちばん感じるのがこの天ぷら。
たくさんは食べられませんが、必ず毎年食べておきたいメニューです。

ウルイのピーナツ和え

ウルイは胡麻和えにするのもおすすめですが、ピーナツバター好きの夫がウルイを美味しく食べられるように考えたのがこれ。


茹でたウルイをざく切りにし、ピーナツバター、すりごま、醤油少々で和えます。

ピーナツバターは粒タイプの「スキッピー」を使うと甘さもちょうどよく、ほどよい塩味もあるので味が決めやすいです。

味見をして、醤油を少々足して味を調えます。

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すりごまと醤油だけでも美味しいですよ。
もちろんシンプルにかつお節とお醤油でも。

ウルイの酢味噌かけ


茹でたウルイに酢味噌をかけていただきます。
からし酢味噌でも美味しい。
日本酒のつまみにぴったりです。

ウルイのスープ


たくさんあるときは、キャベツのようにスープにするのもいけます。


ざく切りウルイと豚肉を炒めます。
このときのウルイは生でも茹でておいたものでもどちらでも。

途中で崩し豆腐を加えます。
中華だしとごま油で味付けするとできあがり。
味噌味にして豚汁みたいにしても合います。

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本当にウルイはくせがなく、クタクタに煮るとキャベツみたい。
 

ウルイとギボウシの違いは?


ウルイとギボウシに違いはありません。
山菜の「ウルイ」と庭の観賞用「ギボウシ」が同じ植物とは知らない人も多いのではないでしょうか。
なにしろ北海道の場合、「ウルイ」自体が山菜としてメジャーではないのですよね。

身近には「ギボウシって食べられますよね」というと「ええー?」と眉をひそめて言う人のほうが多い。
「そんな庭の植物まで食べなくても」って思うんでしょうかね(笑)

でも、うちのウルイはなかなか美味しいので、毎年収穫を楽しみにしています。
収穫しないと株が大きくなりすぎているので茂りすぎて困るという理由もあります・・・。

庭のホスタは食べられますか

質問:庭に植えているホスタも食べられるのでしょうか。
答え:庭のホスタも食べられます。


お庭のギボウシと言ったら、ガーデニングをする人には「ホスタ」といったほうがなじみ深いのではないでしょうか。
日陰でも育ち、北海道の雪の中でも冬越しして芽を出す強い植物です。

私は毎年庭のギボウシの芽が出てきたら、まだ葉が開かないうちに2,3回にわけて収穫して食べていますが、具合悪くなったり変な味がしたりしたことはないです。
(でも育て方によっては、肥料や薬剤の影響がある場合も考えられるので、念のためお庭のホスタを食べる際は自己責任でお願いいたしますね)


山菜として販売されている種類は「オオバギボウシ」がほとんどのようです。
ギボウシ(ホスタ)の品種は数えきれないくらいあります。
大きさもいろいろあって、斑入りのものもよく見かけます。

「イエロー系ホスタ」というと黄緑系の明るい色合いの品種で、「ブルー系ホスタ」というと濃いグリーンのタイプのギボウシです。
葉にツヤありのものと、ツヤなしのものとがありますし、葉の葉脈がくっきり出るタイプとそうでもないタイプとあります。

このように品種がいろいろあるホスタですが、どのホスタも毒になる成分がある品種はないそうです。
だからお庭に観賞用に植えているホスタも、食べることは可能。

品種によって味の違いとかはあるのかもしれないけれど。
小さいうちは食べるのもかわいそうですが、株が大きくなって増えすぎたと思ったら春先に少しカットして食べてみたらいいと思います。


うちのはブルー系のかなり大きくなるタイプ。
6月になるとこのくらいになりますが、まだ成長します。
いつももう少し濃い色になって広がります。
オオバギボウシの系統だということはわかっているのですが、園芸品種としての名前は調べ中。


花が薄いラベンダーカラーで、これまた可愛いです。


しかも花の天ぷらもできちゃいますよ。

お庭の日陰を彩る雰囲気のあるホスタ、食べても美味しく、手間もかからず、とてもお利口な植物だと思います。

まとめ

春の山菜のひとつ「ウルイ」はくせがなく、いろいろなレシピで食べられます。
北海道ではなじみがないイメージですが、お庭に植えてあるホスタも食べることは可能ですので、ぜひチャレンジしてみませんか。

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