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アラジントースター(CAT-GS13)を買おうと思ってやめた話と、お手頃トースターベスト3機種

長年使っていたトースターが劣化してきたので、この際おしゃれなデザインのアラジントースターに買い替えようと決めていたのですが、やめました。どうしてやめたのかと代わりに買ったトースターの話。
トースターの買い替えで迷っている方には参考になるかもしれません。

コンパクトで掃除ができるトースターがいい

古いトースターはまだ壊れてはいなかったのですが、本体も内部も茶色くついた焦げがとれなくなってしまい、熱効率が悪くてなかなか焼けないんです。でもコンパクトでシンプルな作りが便利だった。

それを踏まえて、わたしがトースターに求めるポイントは三つ。
1.掃除がしやすい
2.サイズがコンパクト
3.早く焼ける

あとはもちろんそんなに高くないお値段も重要です。
あと見た目もそれなりに可愛かったらいいなあ。

ということで、アラジントースターにほぼ決定していましたが、結局タイガーの KAK-A100という機種にしちゃいました。

アラジントースターはバルミューダよりお手頃価格で良いと思ったが

びっくりするくらい美味しくトーストが焼けるトースターと言えば、バルミューダ。
でもね、トースターとしてはかなり高額なわけです。いくら美味しく焼けると言っても庶民にはちょっとごにょごにょ・・・。

バルミューダ スチームオーブントースター BALMUDA The Toaster K01E-KG(ブラック)
BALMUDA(バルミューダ)
次に候補に挙がったのがアラジンの「遠赤グラファイトトースター」(2枚焼き)(CAT-GS13)です。

アラジントースター(2枚焼き)ならバルミューダの半分以下の値段の1万円ほどで買える。
しかも何といっても見た目が可愛いし、早く焼けて外はカリっと中はモチモチなトーストができる。
「これは結構理想的じゃないか」と思ってパンフレットをもらってきてネットの口コミなども見ながら熟考しました。

パンフレットの形までも可愛い。

アラジントースター(CAT-GS13)のデメリットは微妙なサイズ感

ところがですね、ちょっとしたネックポイントが。
まず、サイズが微妙に大きいんです。
今までの古いタイガーのトースターはとっても小さかったので、キッチンの棚にある電子レンジの横に並べておけたんです。

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それで同じくらいのサイズが希望だったんだけど、最近のトースターってみんなデカイのね。
その中ではアラジントースターが特別大きいというわけではないのですが、横幅35cmで奥行きが29.5cmあります。
アラジンはタイマーや出力調節のダイヤルが下にあるのでまだ小さい方で、横にあるタイプのトースターはもっと大きいんですけどね。
racss
今のサイズにぎりぎり置けないことはないんですが、ほんとにぎりぎり。どうしましょ。

アラジントースター2枚焼き(CAT-GS13)は掃除がしにくい

次に、掃除がしやすいかどうかを見てみました。
手前に引き出せるパンくずトレイがありますが、焼き網は外せません。
網の間隔が広いので割り箸など使って軽く拭くのはできるかも。
 →2019年モデルから2枚焼きも焼き網が外せるようになりました

racss
うーん、ちょっとこれはマイナスです。

※ちなみに、アラジンの「グリル&トースター」(4枚焼き)(AET-G13)では焼き網が外せるようです。

アラジントースター(CAT-GS13)のデメリットは庫内の高さがないこと

もう一つのデメリットが、庫内の高さが低いこと。
本体の高さは23.5cmもあるのに、庫内の有効寸法が高さ8.7cmしかないんです。

racss
そうするとどういうことが起きるかというと、高さのある調理パンなどを温めたいときや、グラタンなどに焼き目をつけたいときに引っかかる可能性が。

バルミューダよりは内部が高いのですが、もう少し余裕が欲しいです。
トースト専用と割り切ればいいのですが、大昔パンを焼いている途中にチーズがヒーターに接触して割れてしまった経験を持つ私としては庫内の高さがあったほうが安心なんです。

racss
うーん、このデメリットを我慢して1万円出せる?迷いが出てきてしまいました。可愛さは文句なしなんですけれども。
(追記:2019年4月現在では1万円を切る価格で売られていることもあります)

アラジンでグリルとしても使いたい場合は、上位機種の「グリル&トースター」を選ぶべきなんですね。お値段は倍ですが。
こちらなら4枚トーストが焼けますし、庫内の高さもあります。

アラジン グリル & トースター AET-G13N + オーブングリルパンL 2点セット (4枚焼き ホワイト)
Aladdin (アラジン)

安くてもそれなりに使えるトースターのおすすめ3機種をみつけた(5000円以下)

アラジントースターに対する我が家のデメリットと費用対効果を考えて、安くてもそれなりに使えるトースターにはどんなものがあるのかも調べてみることに。

あれこれ探してみて3種類に絞り込みました。

アラジンをやめるなら、価格差が5000円くらいないとお得感がありませんので、5000円以内で探しています。

数年おきに買い替えるつもりならコイズミのKOS-1012

コイズミ オーブントースター ホワイト KOS-1012/W
コイズミ(Koizumi)
これはアマゾンの販売ページでものすごい数のレビューがある通り、安さ重視の人には高い評価を得ています。
ただ当たりはずれがあるらしく、すぐ壊れちゃった人もいるのよね。
それでも2000円を切るときもあり、この格安な値段には惹かれます。
壊れても買い替えながら使うつもりならこれもありかな。

ドアが外せてお手入れしやすいのは象印ET-WM22-RM

象印 オーブントースター こんがり倶楽部 メタリックレッド ET-WM22-RM
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
なんと扉が外せて水洗いもできちゃうというトースターが象印のET-WM22です。お値段は4000円ちょっと。
お手頃価格だし、お手入れしやすいという面では理想的。
ただし、ダイヤル類が右端にあるため、横サイズが長いんです。45cm近くあります。これを買うなら置き場所を変えないとダメだな。
ワイド庫内なのでピザとか焼くのには便利そうです。

お値段控えめコンパクトさならタイガーKAK-A100

我が家で使っていたタイガーの古いトースターとサイズがほぼ同じだったのが、タイガーのKAK-A100でした。さすが同じタイガー。
これの上位機種とも迷いましたが、コンパクトさをとるならこちらです。
racss
ダイヤル類が横ではなく下についているので、その分横幅を狭くできるんですね。

しかもお値段が3000円前後。デザインも普通で好きです。白くてシンプル。
そして上のヒーターが遠赤ヒーターなんです。アラジンの「遠赤グラファイト」には及びませんが、安いトースターは電熱式のヒーターが多い中で遠赤ヒーターなのは注目できます。
遠赤外線は表面をすばやく熱するとともに内側もしっかり温める力があります。
ということは、遠赤ヒーター搭載のほうが早く焼けるということになりますね。

racss
おお、この値段なのに嬉しい。

掃除のしやすさはと言えば、網が取り外せて内側には特に出っ張りもないので中を拭けます。扉は外れませんが、パンくずトレイも外せるし、OKじゃない?

racss
ということで、サイズと値段と遠赤ヒーター搭載がポイントになり、タイガーに決定いたしました。

2か月タイガーKAK-A100-W を使ってみた感想


今まで通り、電子レンジの隣のちょうど狭いスペースに置けます。

こんがりさせるときの上火が便利

2か月ほど使ってみて、いくつか分かったことがあります。
購入時はサイズのことを主に考えていたのですが、意外にもワット数調節が便利。
このトースターは「強」「中」「あたため」「下火」「上火」にダイヤルを変えられます。

普段も冷凍食パンをトーストするときも強で3分が仕上がりの目安なんですけれども、もう少しこんがりさせたいということがある。
そういう時にそのまま焼き続けて焦がしてしまうことがありました。
それで最近は、「あとちょっと」と思ったらダイヤルを「上火」に変えて1分焼く。そうすると見た目もこんがり好きな色にできあがります。

この機種は前述のとおり、上のヒーターだけ「遠赤ヒーター」なんです。「表面だけこんがり」に向いているわけ。

だからグラタンなどに焼き目だけつけたいとき、電子レンジであたためたものをトースターで上火でちょっと焦がすというやり方もできます。

それから「あたため」も便利。古いトースターにはなかった機能で、アンパンとか、カレーパンとか、焦げるのを心配せずに温められます。

網とお手入れのこと

あとは網が細かい目なのでお餅なども焼きやすいということですね。
今までのは網の隙間から落ちそうだったのでお餅や小さいものを焼くときはアルミホイルを敷いていました。でもそれだと焼けるのが遅くなるので、直に網に載せられるのは助かります。
ただお餅は焼きむらが少々できる気がしますね。冷凍しておいた餅を焼くことが多いからかも。


掃除のしやすさですが、網を取り外すと網をのせるためのワイヤーだけになるのでなんとか内側を拭くことは可能。
それはほんとに時々しかしていませんが、パンくずトレイを数回に一回はらうのと、扉の内側や縁を拭くのはこまめにやったほうがいいみたい。
白い本体なので煙の跡がつきやすく、放っておくと汚れが蓄積してしまいそう。

racss
わたしはこんがりパンが好きなので毎回微量ながら煙が出るんです。
煙が扉と本体の隙間からもくもくと上がることがある。「え?焦げすぎ?」と慌てるんですが、別に焦げてるわけじゃないんです。
racss
それでも焼き色付けるだけで煙って出るのかあ~。こまめに手入れしないとまた茶色くなっちゃいますね。
白さをキープするのが目標です。

それから注意点がひとつ。このトースターは強が1000Wなので、電子レンジで800Wなどのものと一緒に使うとブレーカーが落ちてしまう可能性があるとのこと。1000W以上のトースターならどれもあてはまりますが。
朝は忙しくて、電子レンジだけじゃなくドライヤーとかアイロンなども同時間に使うことがあるので、覚えておきたいです。

トーストの味は?

さて、このトースターで焼いたトースト、味はどうなのか楽しみにしていました。
古いトースターは熱効率が悪いのでなかなか焼き色が付かず、5分から6分かかっていました。しかも最初の1枚は庫内が温まっていないのでもっとかかる。こんがり焼けた頃にはすっかり乾燥したペタンコのトーストになっていました。

ところが新しいトースターは、1枚目から3分あれば焼きすぎなくらいです。
早く焼けるということは、その分乾燥しすぎず、中はふんわりなトーストになります。

racss
あー、前のザクザクしたトーストでも嫌いではなかったけど、やっぱり中がふんわりな方が美味しいです。
racss
ただし、これからもずっと早く焼くためには、汚れで熱効率が下がるのを防ぐためにこまめなお手入れが大切ですね。

トースター選びまとめ

高級トースターは人気ですが予算オーバー。
オシャレなデザインのアラジントースターは庫内が狭いことがネックとなって、購入を見送ってしまいました。

格安ながら機能性十分と判断して購入したのは、タイガーのKAK-A100。
しばらく使ってみて、とても満足しています。

お値段控えめで掃除もできる、コンパクトなトースターをお探しの方にお勧めしたいトースターが見つかりました!
他の2機種も含め、トースターの買い替えを迷っている方に参考になったら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

安いトースターでも美味しいトーストにするコツは?
別記事にしてみました。

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