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季節の炊き込みご飯を土鍋で炊く方法とメリットとは?「はじめちょろちょろ」の歌詞のとおりでした


今年の秋刀魚は細いのが多くて、塩焼きでは物足りない。でも炊き込みごはんにしたら旨みがしっかり出て、美味しくできました。
(もちろん太ったジューシーなサンマでも美味しい炊き込みご飯になりますけどね)

ポイントは焼いた秋刀魚をのせて炊くことと、炊き上がったら丁寧に秋刀魚の骨を取ってからごはんに混ぜ込むことだけです。

この秋刀魚ごはん、土鍋で作るレシピを毎月料理コラムを載せてもらっている、くらべルートさんのページで紹介しています。

炊き込みご飯に土鍋はおすすめ

普通のご飯はもちろんですが、炊き込みご飯を土鍋で炊くとほんとに美味しくできるので気に入っているんです。
炊飯器でももちろんいいのですが、炊き込みご飯って具材からの水分も加わるので、普通の水加減だとなんだかべちゃべちゃしますよね。
かといって、水少な目にすると、逆に固かったり。

それが、土鍋だと適度に水分を吸ってくれるので、水加減が大体でOKというメリットがあります。
ちょっと水が多かったかな?くらいで炊いてもうまくいくんです。
炊けた後に大きくかき混ぜて蒸気を飛ばしてから、布巾をかませてふたをしておくとちょうどよく蒸らせます。
保温もある程度できるし、土鍋すごい。

いつもは炊飯器で炊いていても、ときどき土鍋ご飯で楽しむのがいいですよね。

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秋の栗ごはんとか、きのこご飯とかもいいですね~
 
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季節問わず美味しいのは鶏飯です。鶏肉をのせて炊くだけ。味付けはあとからすれば良し。
 
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すりおろし人参とコンソメをいれた、ニンジンごはんも美味しいよ。
 

土鍋でごはんを炊く手順


ということで、土鍋ごはんの炊き方をおさらいしておきましょう。

迷うのが水の量ですよね。
土鍋には炊飯器の釜と違って、水加減の線がついていません。
基本的には、お米の2倍の量のお水よりちょっと多く、と覚えておけば大丈夫。
2合のお米だったら、2倍だと180ml×2で360mlですが、ちょっと多めに400mlのお水がおすすめ。

作り方
1.お米をいつも通り研いだら、ザルにあげておきます。
水に浸しておかなくてOK。
(柔らかめが好きな場合は浸しておいても)

2.土鍋にお米と水を入れ、ふたをして弱めの中火にかけます。

3.中が沸騰してくるまで待ちます。
ぐつぐつ音がしてきますし、土鍋のふたの穴から蒸気が勢いよく噴き出してくるのが目安です。
心配だったら小さくふたをあけてのぞいてみても。
(やけどに注意してね)

4.中が沸騰したら、火を弱火にします。
弱火のまま10分から15分加熱を続けます。
(タイマーかけてね)
弱火にしたらふたを開けず、中の沸騰をキープするのがポイント。

5.弱火にしてから10分すぎたら、ちょっと注意してみていましょう。
蓋の穴から出る蒸気が少なくなり、「パチパチ」というちいさな音がしだしたら火を止めます。
お焦げを作りたいときは、1分ほどそのままにしてから火を止めてください。

6.このあと蓋を開けずに10分蒸らします。
10分経ったらふたを開けて、かき混ぜます。

 

「はじめちょろちょろ」の歌詞の意味と合ってる?

昔から伝わるご飯を炊くときの唄、知ってますか?
そうそうあれです。

「はじめちょろちょろ 中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな」
意味:
初めは弱火で炊いていき、
途中で沸騰させる
そのあと蓋を取らずに蒸らす

もっと詳しいバージョンの唄もあります。
こっちのほうがわかりやすいかも。

「はじめちょろちょろ 中ぱっぱ ジュウジュウ吹いたら火を引いて 一握りのわら燃やし 赤ちゃん泣いてもふた取るな」
意味:
初めは弱火で炊きはじめ
ぱっぱと沸騰させる
じゅうじゅう沸騰したら弱火にし
そのまま加熱して完全に水分を蒸発させる
最後はふたを開けずに蒸らします

このように意味を比べてみると、土鍋でご飯を炊くときにはぴったり当てはまりますね。

現代では土鍋でご飯を炊くときはガスですので、むかしのかまどご飯よりずっと火加減が簡単。
鍋の厚みや素材、熱源の火力の差によって調理時間の微調整が必要ですが、一度家にあるお鍋で炊いてみて感覚をつかむのがおすすめです。

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我が家の場合は「沸騰までに10分、弱火にしてから10分、火を止めてから10分」を目安にしていて、大体それでうまく行きます。
 
火を止める前にちょっとのぞいてみて、まだ水が残っていたらあと2,3分加熱します。
逆に水が全然ないけどまだふっくらしていないように見えたら、お水を50㏄くらい足してからあと5分くらい加熱します。

まとめ

土鍋で炊く季節の炊き込みご飯はほんとに美味しい!
土鍋なら炊き込みご飯がべちゃべちゃすることもありません。
ちょっと今日はじっくり料理してみようかな、というとき、土鍋ご飯作ってみたいですね。

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