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藤井恵さんは時短料理と家庭の定番料理レシピを提案してくれる料理研究家です


「キューピー3分クッキング」で講師を務めている藤井恵さんは、たくさんのレシピ本も出していますね。
最近では作り置きの本も出ていますが、短時間で作れるアイデアレシピがとても参考になる料理研究家さんです。

今日はときどき書く「料理研究家さん探考のコーナー」。
私が気になった料理研究家さんの背景や経歴、得意ジャンルなどを調べつつ、
「ふむふむ、だからこの人はこんな料理が作れるようになったんだ」とひたすら感心する記事です。
興味ある方は読んでみてね。

藤井恵さんプロフィール どうやって料理研究家になったの?

藤井恵さんの公式サイトのプロフィールからご紹介。
神奈川県出身の1966年生まれです。
女子栄養大学の栄養学部を卒業し、管理栄養士の資格を持っています。

大学在学中からお料理番組のアシスタントをされていました。
卒業後すぐ結婚され、しばらくは料理家さんのアシスタントやフードコーディネーターとして働いていました。
出産を機に専業主婦になり、下のお子さんが1歳のころ藤井さん30歳でお仕事に復帰されています。
この時点でアシスタントではなく料理研究家として独立。
当初はテレビ番組のフードコーディネーターとして働き、少しずつお仕事が増えていったようです。
テレビや雑誌にオリジナルレシピを提供し、5年後に初のレシピ本を出版。

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ということで、藤井さんの場合は、若いころから栄養士の学校に通って資格を取ったこととテレビのお料理番組のアシスタントをしたことがきっかけだったということになりますね。
 
料理研究家になりたいという人は参考になるかしら?

アシスタント募集中です

ちなみに、2018年2月現在、藤井恵さんのアシスタントさん募集していますよ。
くわしくはこちらへ。
藤井恵さん 公式サイト

3分クッキングに出演中・講師の中では一番古株です

2003年から日本テレビのキューピー3分クッキングのレギュラー講師をされています。
3分クッキングのレギュラー講師というのは2018年現在5人いて、1か月に大体4日から6日ほど交代で出演されています。
撮影自体はまとめて同日に行うこともあるようですね。

ちなみに現在の他の講師の方々は、石原洋子さん、小林まさみさん、田口成子さん、今井ようこさんです。
藤井恵さんは2003年からですが、石原さん、田口さんが2007年から、小林さんは2009年から、今井さんは2014年からです。

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藤井さんはなんと3分クッキングの講師歴15年!

毎月新レシピを考案するのは大変ですが、3分クッキングは手順省略のテクニックもあるものの、実際のあの場でカットなしの調理をしなくてはいけません。
時短調理の得意な藤井さん向きの番組だと言えるのじゃないでしょうか。

また、「NHKきょうの料理」の出演も多いですね。わたしはどちらかといえばきょうの料理の番組のほうがよく観るかな。
こちらのほうはキューピーと違って時間が長いせいか、藤井さんも少し余裕を見せながらお話してくれる感じがします。

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意外とさばさばしているのよね。スキです。
 

超シンプルな自宅キッチンがヒルナンデスで公開されたことも

もうしばらく前になりますが、2015年の12月放送の「ヒルナンデス!」で藤井恵さんの自宅キッチンが取材されていました。
1階部分には撮影スタジオとして使う、広いキッチンが。
このときの会話の中で、藤井さんのご主人は「照明さん」だということが判明。
きれいに料理を撮影するスタッフの中にご主人も入っているのでしょうか?

そして住居部分にある自宅のキッチンにびっくり!
生活感の全然ない、まっしろなキッチンでした。
お料理の仕事をしている藤井さんならではの理由があって、さんざんお料理してから自宅に戻ったあと、ごちゃごちゃしたキッチンが目に入るのがストレスになるからだそうです。

だからすべて収納してあるんです。冷蔵庫さえもキャビネットと同化していました。

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また、さっと拭き掃除しやすいフラットな天板のシンクはうらやましかった。
 
この放送で私が参考になったのは、やはり藤井さんの時短調理テクでした。
冷蔵庫の中に常備しているのが、「ひたし豆」と「カットわかめ」「ゆでブロッコリー」。
これ、真似しようと思いましたね。
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というか、うちでは「ミックスビーンズ」と「ゆでブロッコリー」はかなりの確率で常備してあります。でも今後わかめも追加しよう!と思ったのを覚えています。
 

そのほか体に良さそうな「レバーのワイン煮」というのもありましたし、「だし」を冷水筒に入れて冷蔵庫ポケットに保存、さらに冷凍庫には平べったくしてジップ袋で冷凍した味付け肉。

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これ、本にもなった「味付け冷凍」のジャンルですね。藤井さん自身が実践しているんだあと。

藤井恵さんのレシピ本でおすすめは

2018年2月時点で、これまでに出版した著書は107冊!!
お菓子からおつまみ、お弁当、パスタの本、エスニック、スープやおせちまで、あらゆるジャンルの本があります。
でも最初のころは「子どもと一緒につくる」「子どもが食べやすい」といった目線の本が多く、徐々に「すぐできる!」系の本になり、それからおつまみの本や最近では中高年のためのダイエットレシピや体を気遣うレシピ、シニア向けの本などが増えています。

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藤井恵さんご自身の暮らしとリンクしながら、たくさんの実用的なレシピが生まれてきた様子がわかりますね。
 

藤井さんはたくさんの本を出版していますが、忙しいママや子育て中のママがパパっと作れる時短料理のアイデアを収めた本が特に多いです。
お弁当の本なら「のっけ弁100」がいいと思う。

それから定番の家庭料理レシピをのせているのが、2015年発売の「わたしの家庭料理」です。
これは藤井さんのお宅でずっと定番になっている、いわば家族のお墨付きの料理ばかり。

ご家族ははっきり味の感想を言ってくれるそうですよ。
それまで時短料理系が多かった藤井さんですが、この本以降はじっくり煮込む料理や、仕込みの手間があるレシピも含めた料理本を出すことが増えてきたようです。
続刊となる「ていねいな家庭料理」では、魚料理や、普段のふつうのおかずでも少していねいな下ごしらえをすると味が変わること、出汁のとり方などが参考になります。

また、独り暮らしの人のための本として「簡単!おいしい!藤井恵のひとり分ごはん」があります。これはシニア世代の一人暮らしの方にも好評の本です。

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私個人としては、やっぱり時短料理が気になるので「味つけ冷凍の作りおき」が一番おすすめかな。
 

「作り置きおかず」だとあまり長くはおけないけど、半調理状態の冷凍だったら好きな時に火を通して食卓に出すことができます。これを見て、小型でも棚になっている形のフリーザーが欲しいと本気で考え中。

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ほかにおつまみの本とか「からだが喜ぶ!」シリーズの本もいろいろありますね。

料理を通じた家族との付き合い方が参考になる

私は前に日刊イトイ新聞で藤井さんが寄稿していた連載を読んでいましたが、とても興味深かった。
2016年に連載されていた「おかあさん、ごはんちゃんと食べてる?」という記事です。

その中ではお母さんが昔作ってくれた味を思い出して、今は高齢のお母さんが栄養あるごはんを食べられるよう工夫して作っている様子を垣間見ることができました。

離れて暮らすお母さんにたくさん作り置きを冷蔵庫に置いてきても残ってしまう、とか、好きなものを作ってあげたのに残っていて悲しかったけれど、お母さんの状況をよく考えたら納得できたくだりとか、使いやすいお鍋を新調してあげたのに次に行ったら奥深く大事にしまわれていた話とか。

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少なからず私にも身につまされる部分があって勉強にもなりました。
 

まとめ

藤井恵さんはキューピー3分クッキングの講師として長く出演歴がありますが、著書もたくさん。
仕事を持つ主婦として、藤井恵さんの時短レシピは参考になります。
最近の健康を考えたレシピ本にも要注目。

藤井恵さんのレシピで私のお気に入りはこちら。

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