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料理・食の民間資格は目的を絞り込んでチャレンジするなら意味がある!


民間企業やスクールが主催しているフード系、食の資格は数えきれないほどあります。
そういった資格を「民間資格」と呼びます。

何か資格を取りたいと思ったら、どんな点に注意して選んだらいいのでしょう?
主婦であり調理師免許を持つ私の視点でまとめてみました。

食にまつわる民間資格の選び方は自己アピールに役立つものを

調理・食にまつわる民間資格は膨大な数があり、歴史のあるものから最近人気のもの、試験がなく講座を修了すれば取得できるものなどいろいろです。

ちなみに料理の仕事をする上で、「この民間資格がなければできない」というものはありません。

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料理や調理に関しては資格よりも技術やセンスの世界なので、美味しさが何よりの証明になるから。
だから就職や転職のためであれば「民間資格を取っても意味がない」と言われることがあります。

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しかし、はっきりとした目的・意思を持って学ぶ人には、民間資格であっても取る意味・意義はあります!

たとえば直に料理を食べてもらえない相手に対して、資格が肩書としてあれば自分の得意ジャンルをアピールすることはできますし、その分野での知識・技術が深い人という証明になりますよね。

特に、ある程度難易度が高くまじめに勉強が必要な資格なら、資格取得を目指して勉強するのは絶対に自分にプラスになります。

こんな人はぜひ食にまつわる資格をとるべき

私が最も有効だと思うのは、すでに何らかの食にまつわる仕事をしている人が自己アピール、スキルアップのために取得すること。

また、自宅で料理教室を開きたい、食にまつわる情報を発信したい、もしくはすることが決まっているなど、はっきりとしたプランがある人が力試しとして・または肩書を手に入れる目的で資格取得をすること。

これに当てはまる人は、どんな資格なら自分に本当に役立つのか、たくさんの民間資格の中から見きわめて1つか2つに絞って取得することをおすすめします。



フード系の民間資格一覧

ではどんなものがあるのかというと・・・?
料理、食育、食材関連の民間資格は数えきれないほどあります。

さっと調べてみただけでもこんなに出てきました。
名称が似たものが多いですね。

フード系の資格
・フードコーディネーター(NPO法人日本フードコーディネーター協会主催)
・フードサイエンティスト(食品科学教育協議会主催)
・フードスペシャリスト(日本フードスペシャリスト協会主催)
・スーパーフードプランナー(がくぶん主催)
・フードインストラクター(NPO法人「みんなの食育」監修 ヒューマンアカデミー主催)
・フードアナリスト(日本フードアナリスト協会主催 年会費あり)
・フードアドバイザー(日本フードアドバイザー協会主催)
・フードビジネスコンサルタント(日本フードビジネスコンサルタント協会主催)
・アスリートフードマイスター(株式会社アスリートフードマイスター主催 里田まいさんも取得したことで有名)

 

食育系の資格
・食生活アドバイザー(FLAネットワーク協会主催)
・食育スペシャリスト(NPO法人「みんなの食育」主催)
・食育インストラクター(NPO 日本食育インストラクター協会主催)
・食育マイスター(日本野菜ソムリエ協会主催)
・和食マイスター(日本野菜ソムリエ協会主催)
・フレンチ薬膳ビューティーアドバイザー(ヒューマンアカデミー主催)
・薬膳アドバイザー(日本中医食養生学会主催)
・薬膳料理アドバイザー(ヒューマンアカデミー主催)
・薬膳マイスター(一般社団法人 国際薬膳食育学会認定 がくぶん主催)
・発酵食スペシャリスト(一般社団法人ホールフード協会認定 がくぶん主催)
・食学士(国際食学協会主催)
・美容食学(国際食学協会主催)
・漢方養生指導士(ヒューマンアカデミー主催)

 

ドリンク系の資格
・日本茶マイスター(NPO法人日本茶マイスター協会主催)
・ティースペシャリスト(日本能力開発推進協会主催)
・コーヒーマイスター(日本スペシャルティコーヒー協会主催)
・コーヒーインストラクター(全日本コーヒー商工組合連合会主催)
・コーヒー鑑定士(全日本コーヒー商工組合連合会主催)

 

その他のフード系
・山菜アドバイザー(日本特用林産振興会主催)
・山菜ソムリエ(日本安全食料料理協会主催)
・きのこアドバイザー(日本特用林産振興会主催)
・きのこマイスター(日本きのこマイスター協会主催)
・調味料ソムリエ(野菜ソムリエ協会主催)

 

ほかにもまだまだありそうです。
(「主催」や「認定」の記載については交錯しているものもあるかもしれません)
調べ次第追記・訂正しています。




食の民間資格を取るときの注意点とは

たくさんある食にまつわる民間資格。

実施元が違うだけで内容は似通っている場合と、学べる技術や条件が違う場合とがありますので、申し込む前に資料請求するなどしてしっかり比較することをおすすめします。

がくぶんで学べる食の資格一覧

 

「がくぶん」では・・・
 
・食育インストラクター
・薬膳マイスター
・発酵食スペシャリスト
・スーパーフードプランナー
・野菜コーディネーター
 
などの資格取得講座があります。
 
クリック!がくぶん主催の通信講座で取得できる資格一覧はこちら

 

ヒューマンアカデミー「たのまな」で選べる食の資格取得講座

ヒューマンアカデミー「たのまな」では・・・
 
・通学制の食育スペシャリスト
・薬膳アドバイザー
・フレンチ薬膳ビューティアドバイザー
・食育講座各種
・お弁当デザイナー
・マクロビオティックプログラム
・漢方養生指導士養成講座
 
などの資格取得講座があります。
 
クリック!ヒューマンアカデミーで学べるフード系講座一覧はこちら

 

ユーキャンで学べる食の資格一覧

ユーキャンでは・・・
 
人気ユーキャンの食生活アドバイザー(R)講座
ユーキャンの食育実践プランナー講座
ユーキャンの薬膳コーディネーター講座
ユーキャンの野菜スペシャリスト講座
ユーキャンの調理師講座

などがあります。
 
※「調理師講座」は国家資格の調理師試験のための勉強ができる講座です。
試験は別途公的機関で受ける必要があります。
 




費用の総額をチェックしよう

資格をとるためにかかる費用も講座によってずいぶん異なります。

一般的な通信講座で取得できるものは、3万円から4万円の間の費用で講座と試験が受けられるものが多いです。

しかし中には試験は別費用だったり、試験に合格しても証明書を発行するための費用は別途請求されるシステムの資格もあります。

さらに、資格を保持するために毎年年会費が必要なものもありますよ。

だから総費用や資格のシステムについて事前に調べておくのは大切です。

自分がこの資格を取ると、どんなメリットがあるか?をじっくり考えてみて、その費用を払っても取りたいかを検討するのがポイントですね。

資格が多いほど就職・転職に有利とは限らない

もうひとつ、資格を仕事に生かしたいと思っている人には意外な注意点も!

あれもこれもたくさんの肩書があると逆に何のスペシャリストなのかわからなくなり、自己アピールとして逆効果になるケースもあるようです。

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単なる資格マニアではなくてきちんと実力がありますよ、とわかってもらわなくてはいけないのですね。

つまり将来の進め方を見きわめつつ、自分に適した資格を絞り込むことが大切。
この作業って結構難しいことです。



まとめ

食にまつわる資格は山ほどあって、見分けるのも大変です。

でも資格取得のためにコツコツ学ぶのはきっと充実した時間になるはず。
自分のスキルアップや仕事に役立つものをよく選んでチャレンジしてみませんか。

食の資格を比較してみよう
たくさんありすぎて目移りしてしまう食にまつわる資格の数々ですが、ジャンルごとに詳しく比較すると違いが見えてきます。
国家資格、食育関連、スパイスの資格、野菜の資格などを比べてみた記事まとめ。
良ければ参考にしてみてください▼
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