racss blog

料理・食の民間資格は多すぎ!目的を絞り込んでチャレンジするならおすすめです

time 2018/01/30


民間企業やスクールが主催しているフード系、食の資格は数えきれないほどあります。
何か資格を取りたいと思ったら、どんな点に注意して選んだらいいのでしょう?
主婦であり調理師免許を持つ私の視点でまとめてみました。

sponsored link

食にまつわる民間資格の選び方とは

調理・食にまつわる民間資格は膨大な数があり、歴史のあるものから最近人気のもの、試験がなく講座を修了すれば取得できるものなどいろいろです。
料理の仕事をする上で、「この民間資格がなければできない」というものはありません。

racss
料理や調理に関しては資格よりも技術やセンスの世界なので、美味しさが何よりの証明になるから。
 
だから就職や転職のためであれば「民間資格を取っても意味がない」と言われることがあります。

それでも直に料理を食べてもらえない相手に対して、資格が肩書としてあれば自分の得意ジャンルをアピールすることはできますし、その分野での知識・技術が深い人という証明になりますよね。
まじめに勉強が必要な資格なら、資格取得を目指して勉強するのは絶対に自分にプラスになります。

racss
それで民間資格というのは、すでに何らかの食にまつわる仕事をしている人が自己アピール、スキルアップのために取得するのが最も役に立つと私は思っています。

 
ですが、受講と受験がセットになっていて金額が高額(10万円以上)だったり、資格キープのために更新料が必要だったりという場合も多いので、本当に自分に役立つ資格を見きわめる必要がありそうです。

「野菜ソムリエ」が役立つ最高の現場とは


有名な「野菜ソムリエ」(日本野菜ソムリエ協会主催)は講座と試験料で約15万円かかります。
通学制と通信制がありますが、通信制でも試験は指定の会場に出向く必要があります。
さらに上級の「野菜ソムリエプロ」「野菜ソムリエ上級プロ」になると通学制のみになり、資格維持に更新料が必要です。

元々「野菜ソムリエ」は青果販売業者のための資格だったのが、最近では一般の人でもチャレンジする人が増え、有名人が取得したこともきっかけになって一気に認知度が広がりましたね(長谷川理恵さん、西田ひかるさんからモデルのSHIHOさんなどなど)。
しかし金額を考えると専業主婦がちょっと気軽に、というわけにはいきません。

それでも、野菜ソムリエの本来の役割とされる農家と販売店の懸け橋になるという目的がはっきりある場合には、この資格を持っていることが強みになるでしょう。

racss
生産者直結の食材を使ったレストランを開くとか、野菜の直売所で素材に合わせた調理法を伝えるなど、起業する際に役立てることもできます。
 

例えば、野菜の直売所に行ったとき、見慣れない野菜の説明を書いたポップに「当店の野菜ソムリエおすすめの食べ方!」なんて紹介されているのを見たことがあります。ついつい買いたくなってしまいました。

ところが「農家のお母さんおすすめの食べ方!」というのも同じくらい魅力的です。生産者ならではの美味しい食べ方や、大量消費レシピを知っているだろうと思うからです。

でも「農家のお母さん」たちの中にはその知識を公開する術を持たない人が多い中で、もし農家のお嫁さんが世間の認知度も高くなっている「野菜ソムリエ」の資格を取ったらどうでしょうか。
講座から体系的に学んだ知識とお母さんの知識や経験を合わせたら、最強の組み合わせ!
これを「野菜ソムリエ」の肩書を使って世間に伝える役割ができれば、それこそ最高ですよね。

マミ
自分がどのくらいその資格を活用できるかによってチャレンジするかどうか決めるのがいいってことね。

racss
お、マミ子母さん、久々の登場ですね。

野菜の資格は通信講座で他にもあります

野菜にまつわる資格は他にもいろいろあるんです。
学ぶ範囲は似通っていても費用が全く違いますので、目的によってはわざわざ「野菜ソムリエ」を取らなくてもいいかもしれません。
どれも通信講座で学べ、試験があっても在宅受験なので気軽ではありますが、自分に甘い人には向いてないかも?!

野菜コーディネーター

「野菜コーディネーター養成講座」は通信教育の「がくぶん」主催です。
家庭菜園についてや疲労回復のためのレシピなど、実践的な内容が多めなのが特徴。
4か月の通信講座を修了すると「野菜コーディネーター」として認定されます。
試験はありませんが、課題やレポート提出の際の点数が悪いと合格できません。
費用は36000円。(一括払いの場合)

野菜スペシャリスト

「野菜スペシャリスト講座」は通信講座のユーキャンが主催しています。
野菜の基礎知識から調理方法まで野菜と果物について広く学べる講座です。
5か月の講座を修了後、試験(在宅受験可)に合格すると「野菜スペシャリスト」に認定。
費用は39000円です。(一括払いの場合)

ベジタブル&フルーツアドバイザー

「ベジタブル&フルーツアドバイザー」は通信講座のキャリアカレッジが主催しています。
「アドバイザー」とつくとおり、講座やイベント等で講師をしたい人に役立つ情報も一部学べます。

3か月の講座を修了し、試験(在宅受験可)に合格すると「ベジタブル&フルーツアドバイザー」に認定されます。
費用は37000円(一括払いの場合)+受験料5600円です。

ベジタブル&フルーツプランナー

「ベジタブル&フルーツプランナー」は通信講座たのまな(ヒューマンアカデミー)が主催。
中医学(東洋医学)の考え方を取り入れた内容なのが特徴的です。

3か月の講座を修了すれば「ベジタブル&プルーツプランナー」になれます。
試験はないですが、受講中の添削問題提出が3回あり、いずれも合格基準に達していることが条件。
費用は32000円(一括払いの場合)です。

ベジタブルフルーツプランナーについて詳しくはこちらから

スパイス関連の資格を比較してみた


最近人気のある資格の中で、スパイス関連の資格もいくつかあります。私も好きな分野なのですが、費用に大きな差があるので比較してみました。

スパイスコーディネーター

「スパイスコーディネーター協会(SCA)」が主催
 合格後の資格認定証発行に13000円

初級が「スパイスクッキングアドバイザー」で通信教育&レポート提出で合格ですが、受講料とテキスト代合わせて93960円になります。
中級コースが「スパイスコーディネーター」で受講するには東京都葛飾区にある協会に通学しなくてはなりません。合計費用は16万7400円です。
上級の「スパイスコーディネーターマスター」の資格を取得するには、中級と同じく通学して10単位を取り、さらに実技セミナーも受けてから試験に合格する必要があります。総費用は257040円です。

racss
スパイスを習いに専門学校に通うと考えればまあこんなもんかな?
でも初級の通信教育で9万以上というのは、た、高い・・・。

スパイス&ハーブ検定

山崎香辛料振興財団主催の検定で2009年スタートです。
講座等はなく、独学でできます。認定テキストとして主婦の友社「スパイス&ハーブの使いこなし事典」(1500円)が市販されているので、それを活用すると安心。
3級4900円、2級4900円、1級5900円の受験料。
1級は2級合格者のみが受けられますが、併願ができるので一気に取得も可能です。

racss
受験料もお手頃ですね。
ただし年に1回しか試験がなく、試験地も限られるというのが地方在住の方にはネックかも。

カレーマイスター養成講座

日本野菜ソムリエ協会が主催の4回講座。東京都渋谷区にある教室で行われます。
講座修了後、修了試験に合格すれば「カレーマイスター」になれます。
入会金と受講料合わせて48000円。

racss
カレー好きが高じて自分のお店を持つ場合とか、カレーにまつわるコラムを専門に書くコラムニストとして自分をブランディングしたいときには役立ちそう!

スパイス香辛料アドバイザー(旧スパイスソムリエ)、スパイスインストラクター

「スパイス香辛料アドバイザーw資格取得講座」は通信教育講座の諒設計アーキテクトラーニング主催の講座です。

6か月の通信講座を受講し、JSFCA(日本安全食料料理協会)主催の試験に合格すると「スパイス香辛料アドバイザー」になれます。同時にJIA(日本インストラクター協会)主催の「スパイスインストラクター」試験の対策もできます。
7回の添削課題を提出することが必要ですが、最短でやり取りすれば2か月で修了可能。
受講料は59800円(一括払いの場合)+受験料は別途かかります。(どちらの試験も10000円)

なお、この上位講座になる「スペシャル講座」では、テキストや課題内容は同じですが、卒業課題のみで試験免除になります。
修了と同時に「スパイス香辛料アドバイザー」「スパイスインストラクター」の資格が認定されます。
受講料は79800円(一括払いの場合)です。
通常講座を受けて2種類の試験を受験するときの値段と一緒なので、確実に取得したいならこちらのスペシャル講座を選べばいいですね。

ちなみに、JSFCA(日本安全食料料理協会)主催の「スパイス香辛料アドバイザー(旧スパイスソムリエ)」試験とJIA(日本インストラクター協会)主催の「スパイスインストラクター」試験は、どちらも講座を受けずに独学して受験することもできます。
受験料は10000円、在宅受験で試験日は2か月ごとにあります。

racss
これまで既にスパイスの知識を身に着けてきた人は、力試しに受験してみるのもいいかもしれません。

フード系の民間資格一覧

料理、食育、食材関連の民間資格はほかにも数えきれないほどあります。
さっと調べてみただけでもこんなに出てきました。
名称が似たものが多いですね。

・フードコーディネーター
・フードサイエンティスト
・フードスペシャリスト
・フードインストラクター 試験なし
・フードアナリスト 年会費あり
・フードアドバイザー
・フードコンサルタント
・アスリートフードマイスター 里田まい

・食生活アドバイザー 
・食育インストラクター
・食育マイスター
・和食マイスター
・薬膳マイスター
・醸しにすと(発酵食スペシャリスト)
・食学士
・美容食学

 

・日本茶マイスター
・ティーマイスター
・コーヒーマイスター(日本スペシャルティコーヒー協会主催)
・コーヒーインストラクター(全日本コーヒー商工組合連合会主催・2003年より)
・コーヒー鑑定士(全日本コーヒー商工組合連合会主催)

・山菜アドバイザー
・きのこアドバイザー

・調味料ソムリエ(野菜ソムリエ協会主催)

 

ほかにもまだまだありそうです。
実施元が違うだけで内容は似通っている場合と、必要な技術の範囲が違う場合とがあります。
かかる費用もずいぶん異なります。
自分がこの資格を取ると、どんなメリットがあるか?をじっくり考えてみて、検討するのがポイントですね。

でも注意点も!
あれもこれもたくさんの肩書があると逆に何のスペシャリストなのかわからなくなり、自己アピールとして逆効果になるケースもあるようです。

racss
単なる資格マニアではなくてきちんと実力がありますよ、とわかってもらうのには自分の場合どれがいいのか、将来の進め方を見きわめつつ絞り込む作業は結構難しいですね。

まとめ

食にまつわる資格は山ほどあって、見分けるのも大変です。
でも資格取得のためにコツコツ学ぶのはきっと充実した時間になるはず。
自分のスキルアップや仕事に役立つものを絞り込んでチャレンジしてみませんか。

こちらの記事もどうぞ。

料理・食の国家資格と公的資格にはなにがあるの?本気の人におすすめ

sponsored link



sponsored link